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佐賀県鳥栖市の整体|頭痛・肩痛・腰痛・ひざ痛・しびれ・アトピー性皮膚炎・喘息・慢性疲労・不定愁訴・体のゆがみ

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胸の硬結は過去の感情

昔の人は、身体を大変よく観ていて、「腹が立つ」とか「首が回らない」などのうまい表現方法がたくさんあります。
そして、何かショックなことが起こった時はよく「胸が痛い」と言います。
そう、文字通りあまりにも悲しいことや辛いことが起こると胸がこわばってしまうのです。


54歳の男性です。
肋骨の左右差が気になるそうです。
お身体を拝見すると左の肋骨が右より暑く、逆に幅は右のほうが広くなっています。
そして、右側の胸椎7、8番の肋骨が胸骨の手前でへこんでいる状態です。
これは、上半身を左へ捻じって使っている為に起こる歪みです。
捻じるという動作は、弱いものが頑張って向かっていく時にする動作なのです。
きっと捻じらなければ対応出来ないことがあったのでしょう。
右側の胸椎7、8番のへこみに手を当ててみると、肋骨間がゼリー状の硬結になって動きがありません。
しばしその硬結にジッと手を当てていると何やらもやっとするやな感じが無くなり、呼吸の動きが伝わるようになってきました。
その瞬間、男性は幼年時代の記憶が蘇り「ああ、あの時のことがこれだったんだな。」と実感されたそうです。
どんな辛い幼年時代過ごされてきたのかは知りませんが、以来生き方が楽になった感じがするとおっしゃっています。
今回は、胸というよりは腹部に近い場所でしたが、胸が強張り動きが全くない方もけっこういらっしゃります。
皆さん、楽々悠々生きていきましょう。


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